Ask Sio Studio “Our morning rituals”
What does your typical morning routine look like?
ポジティブな毎日を送るための朝のルーティンって?
できるだけアラームは使わずに、柔らかな自然の光の中でゆったりとした気持ちと共に目覚めます。まずは穏やかな足取りでキッチンへと向かい、ティースプーンでココナッツオイルを口に含んでオイルプリングをしながらお手洗いへ。また、その間にお湯を沸かしておきます。
クリアな感覚と直感に身をゆだねてホワイトセージ、パロサントといったインセンスの中からピンと来るものを選びとって、空間の浄化をすることも忘れません。
ひと息ついて肩の力を抜き、日々の小さな喜びや感謝を綴るグラティチュード・ジャーナルを開きます。傍らには、アップルサイダービネガーを加えた一杯の白湯。一日のはじまりに、今日一日の意識の持ち方やちょっとした感謝の気持ちを書き出すこと。それがジャーナルの目的です。そうする事でその日一日の心身や脳内の感度が高まり、研ぎ澄まされたものへと変わっていきます。
10分弱の時間をかけてジャーナルを仕上げ、白湯も飲み終えたら、リビングのフロアでフォームローラーに取りかかります。これも10分ほど、部位別に3パターンを使い分けて行います。
ここで朝のルーティーンのハイライト、メディテーション。 起きる時間やその日の忙しさによっても変わりますが、少なくとも20分、時間に余裕があるならば40分は行います。インドでもっとも歴史がある〈ヴィパッサナー・メディテーション〉を行うことが多いですが、心に落ち着きがないと感じる時や、慌ただしくなってしまいそうな時はガイド付きのメディテーションを用いることも。
メディテーション後には、ソイ、アーモンド、ヘンプ、オーツなどの植物性ミルクをベースに温かいドリンクを作ります。ドリンクのアレンジとして加えるスーパーフードミックスも、その日の予定を慮ったり、内なる声に耳を澄ませたり、季節に合ったものを考えたりと、自分自身のニーズを意識することが大切。 たとえば冬ならメディカルマッシュルームのチャーガ。ミーティングが多い日はエナジーのバランスをスムーズにするアダプトゲンのハーブ。集中力を要するリサーチメインの日には、脳を活性化するニュートロピックスハーブ&マッシュルーム。体力を蓄えたい時にはコールドセップ。
もちろんドリンクのベースも工夫次第ですから、コーヒーやターメリック、抹茶、チャイ…と、フレーバーをチェンジすることによって、単調にならず充分に楽しめます。
一緒に食べるのは、夏場や暖かい場所にいる時は季節のローカルフルーツ。そしてハーブと ナッツバターで質の高い脂質をチャージしたスムージー。冬場や寒い場所、体の冷えを感じる時には、ホットドリンクとプロテインドリンクで朝のエネルギーをチャージ。これが基本のブレックファーストです。
How do you adjust your daily routine places to places?
ロケーションによって朝のルーティンは変わりますか?
朝の時間の過ごし方は、どこに身を置いているかによっても変わります。
たとえば東京なら、有酸素運動と筋力トレーニングも含まれたイグナイト・ヨガでスタート。朝のクラスから一旦戻ったら、グラティチュード・ジャーナルとメディテーションで心身を穏やかに。午前中は頭が冴えているからこそ、クリエイティブな作業を重点的にこなしておきます。オンラインを活用してのリサーチや、T -SITEを訪れて書籍からのインプットやインスピレーションの収集に集中します。ミーティングは午後から。
NYCや LAといった都市ではリサーチが主な目的。新しいワークアウトスタジオ、ウェルネスコンセプト, メソッド。ヘルスコンシャスに関連した、カフェやレストランもチェック。現地に精通したコンタクトたちとのきめ細やかなキャッチアップで、自分たちが携わる業界の情報を存分にアップデートします。
バリ、カウアイ島などのリゾート地に居る時は、まずはガーデンでグラティチュード・ジャーナル。そしてメディテーションと 農園のチェック。そのままグラウンディングで大地や自然をめいっぱい感じたら、アシュタンガヨガのセルフプラクティススタジオまでドライブを。朝日が登ると同時に起き、21時には眠ります。
オスロで過ごす場合は、まず朝日の光を浴びにガーデンに出てから心身をクリアにするヴィム・ホフ呼吸法でのブレスワーク。そしてメディテーション。冬場は日照時間が少ないので、天気が良い日の午後はガーデンでのオフィスワークが理想的。サウナと水風呂、外気浴による温冷交互浴も欠かせません。
私達の朝のリチュアル=習慣は、移動が多い生活の中で過ごすうちに、自然とフレキシブルなスタイルになりました。
どこに身を置いているかを問わず、共通しているのは朝の時間を意識的に過ごすこと。一日の目的、エネルギーの感覚や方向性を朝にセットすることで、ポジティブかつ内容の濃い一日となり自然と仕事の効率や生産性も上がります。 そして何よりも自分自身に輝きを感じられます。
多岐にわたる朝の習慣。それは私達が移動する先々で、ウェルネス、ビューティー、カルチャー、フードに精通する世界中の人々からのコンタクト、アスリートやポッドキャストなどによるおすすめ情報を実際の生活に落とし込むべく試行錯誤し、長い間をかけてキュレーションしてきた大切な考え方やツールです。
その時々でベースにしている場所次第で朝のルーティンを自然に組み替えているので「これじゃないといけない」というリストはありません。むしろプライオリティを置くべきは、自然体でコンシャスに居られること。それが結果として豊かで幸せであると同時に仕事の効率性も上がる結果につながるのです。
朝一番に避ける事があるとすれば、それはスマートフォンやコンピューターなど、デジタルに触れないこと。目覚めてからしばらくの時間、手を伸ばすことはありません。