Yuki’s Kitchen ”Her things”
毎日を心地良さで満たすー料理家 内山ゆき
「受け継いだもの、見つけたもの、お気に入りー長く愛するということ」
サイトリニューアルと共に内山ゆきさんの新連載「内山ゆきの、毎日を心地良さで満たす」がスタートします。自然体でいながらも、自分の気持ちを前向きに保ち、周りにも常にハッピーを振り撒いてくれるゆきさん。今回は、念願のお店を始めるに至ったきっかけや店名である“iro”の意味をはじめ、ゆきさんがものを選ぶ時の基準など、色々とお伺いしていきます。
内山ゆき
東京都生まれ。食と空間をプロデュースする「旬香舎」主宰。旅好きの祖母や懐石サロンを営んでいた母の元、日本はじめ様々な国へ出向き感性を磨く。 iroの運営、料理教室やケータリングの他、個人邸や宿泊施設などの空間やインテリアのスタイリングや、器と生活まわりのプロダクトデザインも手掛ける。
小さい時のワクワクした気持ちをそのままに
どこでいつ頃に購入したのか、いつ受け継いだものなのか。愛情を持って接していると、心に深く刻まれていくのでしょう。ゆきさんの所有するものは、必ずと言っていいほどストーリーがあります。
「小さい頃に、何を入れようか、どんな使い方をしようかとワクワクしていた気持ち。今でもそんな気持ちを思い出しながら、何を入れようかと楽しくなリます。」
長くものを愛することとは、温かい気持ちで接すること。さまざまな年代、さまざまな場所から集まってきたものたちが、違和感なく仲良く共存する心地よい空間になるための秘訣なのかもしれません。
Interview & text Hisako Namekata