From S’AURA GARDEN「冬はすぐそこに。ハーブガーデンの冬支度」

 
 


S’AURA GARDENは、長野県軽井沢の豊かな自然に囲まれた緑の遊び場です。より良い循環を生み出し、継続していくための自然と共存する暮らしをしています。カレンデュラを中心とした数種類のハーブを無農薬で育て、植物の持つ素晴らしい力を日常に取り入れるワークショップやイベントなども行っています。地球にも他人にも、そして自分にも優しく暮らすためのライフスタイルを発信するS’AURA GARDENから、四季を通じて様々な情報をお伝えします。


 

晩秋の大仕事

 

 

冬支度の1つ、落ち葉かき。

美しい紅葉の後の熾烈な闘いです。

掃いても掃いても、次から次へと降ってくるので、なかなか終わりが見えない重労働。

とはいえ、落ち葉は取り除かないと芝生に陽が当たらなくなるので長い間放ってはおけません。

陽が当たらないと芝生が枯れてしまうし、放っておけば腐葉土になるわけでもないのです。

というわけで、少しでもお役に立てればと落ち葉かきの手伝いに行ってきました。

 
 

集めた落ち葉は焼却器でどんどん焼きます。

この日は70Lのゴミ袋に20袋以上は集めました……。

友人の子供たちも来てくれて、作業というよりゲームのような感覚で楽しむことができました。

それでもまだ半分にも至りませんし、明日にはまた元通りかもしれません。

 

生命の巣

 
 

この大きな鳥の巣のようなものは、来春のために作った「バイオ(bio)=生命」+「ネスト(nest)=巣」=バイオネスト。

9月の中旬頃、カレンデュラの花がほぼ咲ききり終盤を迎えたあたりで一気に畑を土に戻して、こちらのバイオネスト作りに着工です。枝などで枠を作り、中に庭のお手入れで出た不要な枝や枯れ葉を入れると、周りの景観を崩さずに腐葉土が作れるという自然循環を生かしたリサイクルです。

大きなコンポストのようなものですが、食べ物なども加えてしまうと、匂いを嗅ぎつけた動物たちが遊びにきてしまうので注意が必要!一般的な堆肥づくりで行う切り返しや菌の添加は必要なく、気温や降雨の水分、昆虫や土壌動物、自然界の菌糸の活動により、ゆっくりと分解が進みます。管理人の惠さんによると、2ヶ月くらい経ち、少しずつ量が小さくなっているそう。

「とにかく毎日やることに溢れてるし、やるしかない。でも、ここに来てくれた人たちが少しでも都会の喧騒を忘れて、心が緩む時間を持ってくれるんだったら、それが幸せのお裾分けかなって思ってるの。」と惠さん。

4月初旬にはこのバイオネストも含めて土を耕し、栄養たっぷりの土でカレンデュラ畑を作っていきます。

美しい畑の裏には、ひたすらな努力と重労働があるのです。

 

Interview & text Hisako Namekata

 
 
 
 
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